飲食店「閉店のお知らせ」例文・テンプレート集|そのままコピーして使える7パターン

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飲食店の閉店を決意したら、張り紙やハガキで「閉店のお知らせ」をお客様に告知する必要があります。これまでの感謝を伝え、新たなステージへつなげられるよう丁寧に作成したいところです。今回は、閉店のお知らせのテンプレートや告知方法などをご紹介します。告知のタイミングや記載する上でのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、以下の例文は飲食店向けに作成していますが、小売店・個人商店など他業種の方も、店名や業態を置き換えてそのままご活用いただけます。

閉店のお知らせを出す前に確認すること

飲食店の閉店を決意した場合、告知の流れや実施すること等の確認点がいくつかあります。事前にスケジュールを確認し、計画的に取り組みましょう。

告知のタイミング

告知のタイミングは、トラブル防止の観点から、スタッフへの説明を先行させるケースが多いです。スタッフ→取引先→お客様への順番で進めるとよいでしょう。

  • 閉店2か月前:スタッフ・取引先へ告知する
  • 「閉店のお知らせ」貼り紙・POPを作成する
  • 閉店1~2か月前:「閉店のお知らせ」を店舗内へ掲示する
  • 閉店1~2か月前:SNS等で「閉店のお知らせ」を告知する

労働基準法では、スタッフを解雇する場合、原則として30日前までに予告するか、不足分の日数に応じた手当(解雇予告手当)を支払う必要があります。

また、閉店作業の中でスタッフが知る前に外部へ情報が漏れてしまうと、労使トラブルの元になりかねないため、告知のタイミングには注意が必要です。スタッフと同じタイミングで、取引先への告知も忘れずに行いましょう。お客様への告知は、目安として1〜2か月前頃から告知するケースが多いです。

閉店に関する手続き全体を確認したい方は、以下の記事を参考にしてください。

【保存版】飲食店の閉店手続き・届出を解説

飲食店向けの廃業届の書き方!期限や記入例を解説

閉店のお知らせに入れるべき内容

飲食店の閉店を告知する場合には、以下の項目を網羅した内容にするのがおすすめです。お客様にとってわかりやすく見やすい内容になっているかを意識しましょう。

  • 閉店する事実
  • 閉店する日時
  • 閉店までの営業予定
  • お客様への感謝の言葉
  • 閉店後の問い合わせ先
  • (移転の場合)移転先の住所

まず、「閉店する事実」と「日時」を目立つように記載しましょう。特に「日時」がわかりやすくなるよう、文字の色やサイズを変えるなど工夫するのがおすすめです。

長い間同じ場所で営業していた場合、閉店が決まると最後に一度は足を運ぼうと思うお客様は多い傾向にあります。そのため、閉店までの営業日や休日も強調して書くように心がけましょう。また、移転のケースでは「移転」であることを強調し、移転先の地図や開店する時期を記載して、移転後にも足を運んでもらえるよう促すのも効果的です。

飲食店「閉店のお知らせ」例文集|張り紙・POP用

閉店のお知らせを告知したい場合、どのような内容を記載すれば良いのか迷う方も多いでしょう。ここでは、張り紙・POP用の例文を4パターン紹介するので、ぜひそのままコピーしてご活用ください。

【例文1】完全閉店のお知らせ(閉店前)


閉店のお知らせ

平素より、当店をご利用いただきありがとうございます。
誠に勝手ながら、◯月◯日◯時を持ちまして、閉店することとなりました。

閉店日まで、通常通りの営業日・営業時間で営業いたします。
閉店前特別メニューもご用意しておりますので、ぜひご賞味ください。
長年にわたる格別のご愛顧を心より感謝申し上げます。

店主

閉店前の告知では、日付を強調するのがおすすめです。閉店時間も決まっていれば、記載しておきましょう。また、閉店日までの営業日は変更の有無にかかわらず、現時点での情報を記載しておくのが親切です。閉店前に特別なサービスを実施する予定があれば、忘れずに記載しましょう。

【例文2】完全閉店のお知らせ(閉店後)

 
閉店のお知らせ
 
誠に勝手ながら、当店は◯月◯日を持ちまして閉店いたしました。
長らくご愛顧いただき、誠にありがとうございました。
 
今後は、◯◯町駅前の「△△ ◯◯町駅前店」をご利用いただきますよう、合わせてお願い申し上げます。
 
店主

閉店後のお問い合わせ先:株式会社□□
Tel:00-0000-0000

閉店後に集客したい系列店があれば、掲載するとアピールにつながります。系列店の地図があれば、お客様の来店につながるため、載せておくのがベストです。閉店後の問い合わせ先は必須ではないので、必要に応じて掲載するようにしましょう。

【例文3】移転を伴う閉店のお知らせ

 
移転閉店のお知らせ

平素より当店をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
この度◯◯(店舗名)は、◯月◯日から店舗を下記住所へ移転する形になりました。

つきましては、現在の店舗は、◯月◯日を持ちまして閉店いたします。
引き続きのご愛顧のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

店主

移転先の新住所とお問い合わせ先:△△県△△市△△町…
                Tel 11-1111-1111 or 電話番号の変更はございません
新店舗営業開始日:◯月◯日
営業時間:×時〜×時

閉店する店舗との位置関係がわかるよう、移転先の住所と地図は必ず掲載しておきましょう。移転先に来店いただけるよう、開店日は目立つように掲載するのがポイントです。連絡先に変更がないケースでも、その旨を記載しておくとより親切でしょう。

店舗の移転手続き全体を確認したい方は、以下の記事を参考にしてください。

飲食店を店舗移転する際の5つの流れを解説

【例文4】個人経営・小規模店向けのお知らせ

長年地域に根ざして営業してきた個人店・小規模店の場合、お客様との距離が近い分、少し温かみのある言葉で感謝を伝えるのが自然です。以下の例文を参考にしてみてください。

 
閉店のごあいさつ

いつも当店をご愛顧いただき、本当にありがとうございます。
おかげさまで◯◯年間、この場所で営業を続けてこられました。
これもひとえに、足を運んでくださった皆様のおかげです。

誠に勝手ながら、◯月◯日をもちまして閉店することとなりました。
最後まで笑顔でお迎えできるよう、閉店日まで精一杯営業いたします。
ぜひまた顔を見せにいらしてください。

心より感謝を込めて 店主 ◯◯ ◯◯

個人店の場合、店主のフルネームを入れることで、より誠実な印象が伝わります。営業年数を記載することで、長い歴史への感謝がより伝わりやすくなるでしょう。

飲食店「閉店のお知らせ」例文集|SNS・メール・ハガキ用

ここでは、SNSやメール、ハガキでの告知に使えるテンプレートをご紹介します。

【例文5】SNS(Instagram・X)投稿用


閉店のお知らせ

いつも当店をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
誠に勝手ではございますが、当店は◯月◯日をもちまして閉店することとなりました。
当店へ足を運んでくださった皆様方へ、心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。

店主

SNSツールの雰囲気に合わせ、ややくだけた表現にアレンジしてもOKです。ただし、過度にネガティブな内容や批判的な表現は避けるのが望ましいでしょう。デジタルツールでの発信内容は簡単に消去できないので、注意が必要です。開店からの歴史や思い出など、お客様との親近感を大切にした文面を意識してみましょう。また、閉店までの営業日数や最終営業日は複数回投稿することで、より多くの方に届きやすくなります。

【例文6】取引先・仕入れ業者へのメール


件名:閉店のご通知

◯◯株式会社 ◯◯部
◯◯様

平素より格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、誠に勝手ながら、当店は◯月◯日をもちまして閉店することとなりました。
これまで多大なるお力添えをいただきましたこと、心より感謝申し上げます。

閉店に伴い、現在進行中のお取引につきましては別途ご連絡いたします。
ご不便をおかけいたしますが、何卒ご理解いただけますようお願い申し上げます。

店名:□□ 
代表者:◯◯ ◯◯ 
Tel:00-0000-0000 
Email:xxxx@xxxx.xx

取引先へのご連絡はビジネス文書の形式を守って作成しましょう。必ず代表者のフルネームを入れ、連絡先情報を明記しておくと丁寧な印象になります。私情や業界に関するネガティブな内容は含めないよう注意しましょう。

【例文7】常連客・VIP向けハガキ

長年支えてくれた常連のお客様や、特に縁の深いお客様には、格式を意識した丁寧な文面でお送りするのが礼儀にかなっています。


拝啓 時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素より格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。

このたび、誠に勝手ながら、◯月◯日をもちまして閉店する運びとなりました。
長きにわたりお引き立ていただきましたこと、スタッフ一同、深く感謝申し上げます。
閉店日まで変わらぬ営業を続けてまいります。
最後にぜひお立ち寄りいただけますと、幸いに存じます。

まずは書中をもって、御礼とご挨拶を申し上げます。
敬具

◯年◯月◯日
店名 □□
店主 ◯◯ ◯◯

ハガキを投函する前に、事前にメールやSNSで一報を入れておくとより丁寧な印象が伝わります。「拝啓」で始める場合は「敬具」で結ぶのが基本です。長年の常連様への感謝の気持ちが伝わるよう、最後に一言、個人的なお礼を添えるのもよいでしょう。

閉店のお知らせを作成するときのポイント

飲食店の閉店を告知する場合、お客様に伝わりやすくすることを心がけましょう。ここでは、告知のポイントを3つ解説するので、ぜひ参考にしてください。

告知方法は複数組み合わせる

張り紙やSNS、ハガキなど告知方法を複数組み合わせることで「閉店のお知らせ」が周知されやすくなります。できる限り多くのお客様に伝わり、最後に足を運んでもらえるよう告知するのがポイントです。

「閉店のお知らせ」の周知がうまくいかず、後味が悪いままに閉店するのは避けたいところ。どの告知方法であっても、お客様への感謝の気持ちを伝えられるよう意識することで、丁寧で誠実なイメージを与えられるでしょう。

手書きにするとより気持ちが伝わる

張り紙やハガキなど、手書きで「閉店のお知らせ」を書くことで、お客様への感謝がより伝わりやすくなります。閉店までの営業期間に客足が伸びる可能性も。閉店する側からしても、モチベーションを保ちつつ、次のステップへ進めるきっかけにつながります。

ただし、乱筆や読みにくい、もしくは文字に自信がない場合には、無理して手書きする必要はありません。店名や店主の名前だけなど、一部分を手書きにする方法でもよいでしょう。

閉店の理由を書くときはシンプルに

閉店理由を記載する場合には、長くなりすぎないようお客様の読みやすさを意識しましょう。「健康上の理由のため」「ビル老朽化につき」など、一言で簡単に記載するのがベストです。

地元密着型の飲食店など、お客様と交流があった場合には、簡単な理由を記載するのもよいでしょう。ただし、ネガティブな理由を長々と書くのはNGです。読み手側に不快な気持ちを与えないよう、シンプルで簡潔な内容を記載しましょう。

閉店後の店舗をどうするか|居抜き売却という選択肢

閉店が決まったら、段取りを整えて次のステージへつなげたいものです。一方で、店じまいや売却の費用など、考えることが多く計画通りに進まない可能性も。そのため、撤退や売却の手続きは、プロに任せると安心して進められます。

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